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ひよりブログ

「やってみたい!」を見逃さない

ひより保育園では、こども達の
「やってみたい!」という好奇心に
タイミングを逃すことなく、
真摯に向き合いたいと思っています。

例えば、木登りを例にとると、
木に登っている友達(刺激)を見て憧れ、
「自分も登りたい!」と思う(内側からの動機)。

この動機は、先生がその日の活動を決め、
「さぁ、木に登れるようになりましょう」と
園児全体に呼びかけて練習をさせるのとは
全く性質の違うものです。

自分の内側から出た「やってみたい」を
「うん、やってみようか」と見守ってあげること。

実際に登れるようになるためには、
小さな かすり傷 は何度も経験するでしょうし、
「やっぱり自分には無理かも」と、
途中で投げ出したくなることもあるでしょう。

木に登るという一つの目標に対して、
「登れる(100)/登れない(0)」という
2つの評価しか持てないと、よほど動機が強くない限り
途中で諦めてしまいがちですが、
そこに私たち職員と一緒に一度立ち止まって、
木に登れるようになるまでを小さなステップに切り分ける。
そして友達や職員が、一歩外側の立ち位置から客観的に観察し、
「昨日より足が上手にかけられるようになったね」とか
「だいぶ手の力がついて来たね」と声をかけ
根気強く見守ることで、園児のやりたい気持ちが
最後まで続き、自分で立てた目標を自分の力で達成できる。

「危ないから木登りはダメ」と禁止するのも、
抱っこして木の上に乗せてあげることも簡単です。
でも、それでは何の力も育たない。
木に登れるようになるために、
毎日毎日足を すりむきながら、
手にマメを作りながら練習をすることで
心も体も強くなる。

===
わたし(古川)が娘たちに包丁を持たせたのは
確か3歳頃だったんじゃないかと思いますが、
坂本廣子先生の『台所育児』には、
1歳から包丁を持たせるべきだとあります。

「子どもは、小さければ小さいほど
自分にできること、やっては危ないことが判断できる。」

実際に、ワークショップを開催してみるとそれがよく分かります。

1歳のお子さんが「やってみたい」と興味を持った時に
包丁を持たせてみると、
ゆっくりゆっくり慎重に野菜を切り
自分の実力の範囲を逸脱するようなことはしないし、
手を切ったとしてもちょっと血が出るくらいの
ごく軽い傷で済むのですが、
(※これまでのワークショップでケガは一度もありません)
3歳、4歳、5歳と年齢が上がっていくにつれて
だんだんと、本能ではなく「かっこいいと褒められたい」
「こんなこと簡単だ」という意識が強くなり、
まるでテレビでみるプロの料理人のようなスピードで
ものを刻もうとしたり、
無理やり(乱暴に)切ろうとしたりします。

子どもたちは、小さい時 誰もが台所仕事に興味を持つものですが、
親の判断(危ない、まだ無理だろう、自分でやったほうが早い)で
「ダメよ」と遠ざける。
そうすると、子どもたちは次第にものに興味を示さなくなったり
自分にできることとできないことの区別ができなくなったり、
どんなことも挑戦する前に諦める癖がついてしまいます。

お仕事を頑張っているお父さん、お母さんにかわって
私たち職員は、100%の意識をお子さんに向けることが仕事です。

しっかりと子ども達の声を聞き、心の動きに向き合い、
根気強く励ましながら伴走することで、
生きる力を伸ばしていく。
教える側と教わる側という上下の立ち位置ではなく、
大きい人と、小さい人という対等な立場で
毎日を過ごす。

そんな園でありたいと思っています。

shere

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